2024共通テストの分析

こんにちは。

共通テストを実際に時間を計って解いてみましたので簡単に分析をしたいと思います。

 

数学IA

私の解答時間は55分でした。

解いた印象は昨年、一昨年よりも計算も煩雑ではなく誘導もあり解きやすいと感じました。

受験生にとっては時間も足りず大変だったのかもしれません。

 

第1問

測量の問題にしっかり取り組めたかが不安。やってる事が分かれば大したことはないと思うが。

 

第2問

点の移動と二次関数もまだ解きやすい方だったかな。初手でx秒後とおいて動ければ十分やれたのでは。

データも読み取りはしやすかった印象。

 

第3問

誘導が特に丁寧な印象。

前の問題を次に利用の連続だったが計算間違いや勘違いが怖い。

 

第4問

タイマーの問題。最初とっつきにくかったが全体的には解きやすい印象。

 

第5問

こちらも適切な定理を適切に対応できるかを問う問題で、全体的に解きやすい。

 

 

数学IIB

私の解答時間は45分でした。

計算量はかなり少なめという印象。

ほとんど辛い計算はなかった。

その代わり、論理的思考力やその流れを掴むことが難しく出来が分かれる内容だったのではないかと感じる。

 

第1問

領域の問題は過去問に似た問題が出題されてましたね。

数ゼミでは過去問は25年分以上計画的にやっているので、見たことあると思った生徒も多かったと思う。

 

整式の除法の問題は論理的思考力が問われる問題だったと思う。

 

 

第2問

単純に面積計算をするというのではなく、対称性や積分の性質等しっかり理解できているか問われたのかな。

計算量は少なく感じた。

 

 

第4問

漸化式の問題だったが、後半は考えさせられる内容だったのでは。

最後の真偽までできたか不安。

受験生としては解きにくい方だったかも。

 

第5問

ベクトル。誘導もあるので全体的に解きやすく計算量もイメージより少ない。

解けるとは思うが、ここに至るまでの時間次第のところもあるかな。

 

 

以上簡単にまとめました。

 

私個人としては全体的には解きやすかったが受験生としてはどうだったのかなと思います。

60点から70点くらいをとることは比較的容易だったかもしれませんが、85点以上欲しかったらなかなか難しかったのかもしれません。

 

ただ、問題の取り捨てなど失敗してしまった人は点数的に厳しかったのではないでしょうか。

 

 

数ゼミでは1人1人の解く様子をみながら、問題点を指摘したり課題を共有してきました。

 

間違った問題に対しても

 

「なぜ間違ってしまったのか」

「改善するためにはどうすればいいか」

 

を確認しながらここまでやってきています。

 

その成果が表れてくれて点数が伸びた人も多かった印象です。

 

まだ二次試験がありますので、今後は記述に向けて指導してまいりたいと思います。

 

 

数学をもっと伸ばしたい人はぜひ当塾まで。

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